Fallout 4

メタ的には兄弟作品。本作新規コンテンツ以外はほとんど4から流用されているので、4をやっているとアパラチアにも馴染みやすい（個人の感想です）。案の定バグも一部引き継がれており、たとえばレバーアクションライフルのリロード、ガルパーのHP自動回復、火炎放射器の射程グリッチなどは本作になって修正されたバグである。4では修正されていない…が、非公式MODである程度カバー可能。

非公式MODの話にはなるが、現在でも4は新規MODがリリース・アップデートされており、中には本作のコンテンツを逆輸入したものも存在する。バニラの自由度もさることながら、豊富な公式監修（Creation Club）・非公式のMODによる世界の拡張もウリの一つである。

ちなみに4の主人公は(シリーズ初となる)戦前の人間なので、最終戦争から200年後の4よりも25年後の本作のほうが近い。「戦前は軍人として戦っていた退役軍人」「戦前は弁護士」といったRPにすることで接点を作ることもできる。

Fallout 4では没になったが、Fallout 76で正式に採用されたデータも数多く存在する。
...だったのだが、パッチによって再び没になったデータも存在する(詳細はT-60 B.O.S.塗装を参照されたし)

また、開発は同時並行で行われてたのかFallout 4内で没となりあちらでは削除されたはずのデータがFallout 76には存在する。(詳細はVault 120を参照されたし)

3、NVと4の大きな違いとしてあげられるのはパワーアーマーが直に装着するタイプからパワーアーマーシャーシを介して装着するようになった点が挙げられる。
多くのアセットを4から流用されている76でもパワーアーマーはシャーシを使用するものとなっている。

本作、Fallout76においてはFallout4で使われた3Dアセットの多くが引き続き使われている。
ファーハーバーにあったヴィムの看板など、意外なものも使用されていたりするので、探してみるのも面白いかもしれない。

2015年にベセスダ・ソフトワークスから発売されたゲーム。Falloutシリーズが3D作品に移行してからは3作目にあたる。

舞台となるのはFallout76の世界から約180年後の2287年のマサチューセッツ州、通称「連邦」。
210年間の冷凍睡眠から目覚めた主人公こと「唯一の生存者」は、冷凍睡眠中に誘拐された息子ショーンを探すために荒廃した世界を旅する、というのが筋書きである。

前々作であるFallout3の人気もあって発売当初から多いに売上を伸ばし、広大なオープンワールド、格段に進歩したグラフィック、独自の世界観などによって人々を魅了した。
全プラットフォームでMODが使える環境が整ったこともあり、発売から数年が経った現在でも遊ぶ人が絶えない名作である。